• 常設展示用から学校教育用、インテリア用まで各種霧箱の製造販売 有限会社ラド

セシウム137や放射性鉱物を霧箱に近づけて2次電子線の飛跡を観察

霧箱のガラス蓋の上に放射性鉱物(本実験の場合は燐灰ウラン鉱)を置くと、ガラス板を透過したγ線によって霧箱内の窒素や酸素の原子から電子がたたき出され(「コンプトン散乱」)、雪が降るように多くの2次電子線によるβ線の飛跡が観察できます。(霧箱上に置いた燐灰ウラン鉱に紫外線を当てているので、燐灰ウラン鉱が黄色い燐光を放っているのが見えます。)
このことはγ線の透過性の強さを示すとともに、「コンプトン散乱」を観察できる数少ない実験です。

※燐灰ウラン鉱が入手できないときは当社で販売しているガンマ線源用「トリウム入りランタンマントル」を使っても同様の実験ができます。購入ご希望の方は info@kiribako-rado.co.jp までお問い合わせください。