• 常設展示用から学校教育用、インテリア用まで各種霧箱の製造販売 有限会社ラド

有限会社ラド社員の戸田武宏が、2024年7月1日から5日にかけてオーストリアのウィーン(国際原子力機関:IAEA本部)にて開催された国際会議「International Conference on Nuclear Knowledge Management and Human Resources Development(原子力知識管理・人材育成に関する国際会議)」に参加いたしました。

本会議において、戸田武宏は「Practical School Application of Cloud Chambers for Various Education Subjects(霧箱を活用した学校教育における多様な教科での実践的応用)」と題した発表を行いました。

発表の主な内容: 今回の発表では、これまで主に原子力科学や放射線教育の分野で用いられてきた「霧箱」を、幅広い教科で活用する可能性について報告いたしました。

  • 教科横断的な活用: 算数・数学(グラフや表の読み取り、指数関数、半減期の計算、三平方の定理の応用)や地理(世界のエネルギー問題と原子力発電)、地学(放射線を出す岩石の学習)、気象学(雲の形成過程)など、科学以外の教科においても霧箱が極めて有効な教材となることを示しました。
  • 実践的な教材の開発: 戸田らが所属する「Japanese Volunteer’s Expert Team(JVET)」としての活動を通じて開発した、ペルチェ素子冷却型などの霧箱の活用事例を紹介しました。
  • 教育資料の提供: 各国の教育関係者を支援するため、小学校から高校までを対象とした28種類の授業案を作成し、公開していることを報告いたしました。

当社では、今回の国際会議を通じて得た国際的なネットワークや知見を活かし、今後も霧箱をはじめとする次世代の教育環境に貢献する機器開発や技術支援に積極的に取り組んでまいります。